ラオス・ビエンチャン〜韓国の国際協力を見る〜
ラオスで感じたことを、書き連ねたいと思います。
チェンマイ、バンコク、ヤンゴン、バガン、インレーなど東南アジアの主要観光地への滞在経験があるのですが、
ビエンチャンは他の都市とは全く異なるところがありました。
それは、韓国人の若い世代の観光客がとても多いということです。
私はドミトリーの宿に滞在してましたが、私以外の宿泊客は1人のカナダ人を除いてみんな韓国人でした。
私は韓国のアイドルには疎いですが、化粧品は好きなものが結構あって、韓国のYouTuberのチャンネルを登録して見ています。
同室だった女の子に、現在の韓国の人気コスメを聞いて見たところ、belief のクリームとのことです。
ちょうど、クリームを持ってくるのを忘れたので、使わせてもらったところ、ベタベタしないけどしっとりする感じで人気の理由も納得のものだったので、ネットで購入してみたいと思います。
私はビエンチャン観光の間に20〜40代の人と話したのですが、みんな日本語が少し話せてびっくりしました。
高校で勉強したようです。日本にいると、隣国について正しい情報が日本語で入って来るわけではありません。
高校で私が勉強した韓国についての情報やニュースで知った情報は、古すぎる、または偏っていると感じます。
それはチェンマイ大学で中国出身の友達と話している時にも感じました。
カフェの中で、大学生くらいの韓国の子がたくさん来ていたのですが、日本語かな?と思ったら韓国語だったというときが何度もありました。
話し方や発音が似ているようです。韓国語は習得が難しくない言語のようですし、発音も似ているなら、私も韓国に旅行に行くときは勉強してから行こうかなと思います。
仲良くなった女の子に、ラオスに来る韓国人が多い理由を聞いてみました。
きっかけは韓国で有名なイケメン俳優3人組がラオスを巡る旅をするバラエティー番組『Youth over flowers』(tvN)が大ヒットしたからのようです。
みんな、ビエンチャン、バンビーエン、ランパパーンをめぐって韓国へ帰るそうです。
チェンマイで社会学を学んだ時も強く感じましたが、韓国のメディアの影響力は国内問わず強いのだなぁと感心しました。
youtubeで韓国のバラエティ番組を見たことがありますが、
テロップの文字のロゴが可愛いですよね。編集も可愛らしくて、若い子向けの編集なのかなと思います。
テレビを見てる世代に若い人が多いのかも。
私は四国のインバウンド観光を盛り上げたいと思ってタイへ留学したので、私の目線からいうと、
ラオスは韓国のバラエティー番組を利用しラオスのプロモーションとして利用したのだと思います。
また、このことは結果として、ラオスの観光産業の国際援助にかなり貢献しています。
なぜなら、お土産や売り場に行っても、私以外みんな韓国人だったからです。みんなお土産をたくさん買って帰っていました。
ヨーロッパからの観光客の多くは、タイのビザ取得目的の滞在のようで、消費額も滞在日数もそれほど多くないです。
ビエンチャン市内では至る所で、JICAの支援が行われ日本の国旗を目にすることが度々ありました。
インフラ整備にかなり貢献しているのだなと思う一方、
韓国の支援のあり方も素晴らしいと思います。
なぜなら、支援側も利益を上げているからです。
良質のバラエティーを作り、ラオスの観光業を支援する傍ら、自分たちもしっかりと視聴率を稼ぎ利益を得る。
大学一年生の時にJICAの大学生フィールドスタディプログラムに参加した時に、
インドネシアで、支援を継続させていくことの難しさを目の当たりにしました。
継続できる支援のあり方として、韓国メディアの支援はとても勉強になるものでした。
ビエンチャンを訪れて良い収穫がありました。
今回は、友人が大学の授業や仕事のため、初の1人での海外旅行になったのですが、
身の回りのセキュリティーに気を使いましたが、他の旅行客との交流も楽しめました。
(ただ、1人で自転車で市内観光してるときは効率が良くていいと思いつつ、1人で自撮りして寂しい気持ちになりました。)
やはり美味しいものを食べた時に、美味しいねと言い合える友達がいた方が楽しさも倍増だと思う派です。
旅先での出会いも良いですが、気を使います。
次回は友達とランパパーンやバンビーエンに行きたいです。
写真はラオス料理です。
カオソーイを頼んでましたが、チェンマイのものとまったく違いました!
あっさりしていて美味しかったです。