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バンコク留学日記

チェンマイとバンコクに留学していたYUMEが、徒然なるままに日記を書いてます。 トビタテ留学JAPANについて、若者の留学事情について、チェンマイやバンコクでの暮らしについて発信しています。

タイの大学の謎の儀式〜まるで避難訓練!?びっくりチェンマイ大学〜

チェンマイ大学



ラオスでの旅行についての記事が一通り書き終わり、他にも色々と書きたいことがあるのですが、
忘れないうちに、またネットにはない情報で役に立つものを書きたいと思っています。


今回はチェンマイ大学でびっくりしたことを書きたいと思います。

まず、チェンマイ大学について覚えている限りにざっくりと説明します。
より深い情報が知りたい人は大学のサイトに飛んでください。あくまで基本情報です。


タイの北部にある地方国立大学です。
レベルは高いようで、チェンマイでもバンコクでもチェンマイ大学で勉強していたというと、おぉ!という反応です。

学部はかなりあって、医学歯学看護工学経済人文社会科学農学とにかくたくさんあります。キャンパスも広大で学内は無料のキャンパスバスで移動します。
東京ドーム数個入るそうです。
学内に池があって、中国の映画のロケ地になったようで、中国人観光客を見ない日はないです。
2年ほど前から、あまりにも多くの中国人観光客が押し寄せたため、観光客専用の有料バスが稼働しています。
アナウンスは中国のみですが、今後は多言語化するかもです。

私も留学開始当初は、学校の地理がつかめず正門から入っておどおどしていたら、観光客と間違えられてお金を払わなければ学内に入れないと言われて困りました。
学生証もまだ出来上がっていなかったので、留学許可書をいつも持ち歩いていました。
留学生の多くは、裏門側に住んでいて、そちらは観光客が来ないのでそのようなことはありません。
私のように正門側に住まいが決まってしまった人は注意が必要です。

私は社会科学部のインターナショナルに所属していましたが、授業自体は他の学部のインターナショナルのものも受講できました。
このインターナショナルというのは、チェンマイ大学のほとんどの学部に設置されている英語で授業を受ける学科のようなものです。

学生の多くは中国やミャンマー欧米諸国の学生で、タイ人の学生も数人いました。
社会科学部はこのような出身国の構成でしたが、学部によって大きく異なるようです。
人文学部は中国人が多く、工学部はタイ人が多いとのことです。

授業は一コマ90分ですが、一つの授業が1週間に2回あります。3時間ぶっ通しで一日であるものもあります。
授業開始時間はばらばらで、1コマが朝8時の授業もあれば、8時半からのものもありました。
先生の都合によるのかなんなのかは謎です。

この1週間に二回の制度ですが、きつかったです。宿題が多いのですが、日本の制度だとスパンが長いので土日にまとめて時間をかけられるのが、
それができません。

私は三年生の社会学の授業を一つ取ったのですが、内容が結構難しかったのですが、
補修も結構な頻度で開かれるので、わからないところはフォローできます。

授業は先生の話を聞いてメモを取るもの、ディスカッション形式のもの、いろいろです。
宿題は毎回論文を30ページほど投げられて、読んでサマリーを書くようなものでした。
教科書やスライドを事前に読んで予習するだけ良い授業もあっ大変さは様々です。
友達はプロジェクトがあってその準備がかなり忙しそうでした


さて、大学の内容はざっくりこんな感じです。


8月から12月まで大学に通ったのですが、
入った時期が新歓の時期でした。

それなので、様々なイベントがありました。


ある日廊下を歩いていると、学生の集団が階段を上ったり降ったりを繰り返していたり、
草むらの中で四葉のクローバーを探しているような集団を見つけたり、
タイの大学は部活動の練習がユニークなのかな???

と思っていると、
駐車場で学生の集団が避難訓練のように整列して何か叫んでいたので、

「え。。。不可解な学生の行動が多すぎる、、大学内で一体何が起こっているの、、」

とついに不思議に感じました。


友達もできた頃に、あれはなんなのか、新手の避難訓練かと尋ねたらすごく笑われました。
なんと、大学の新歓だそうです。

大学三年生が一年生に試練を与えているそうです。
タイはかなり上下関係が厳しいのですね。意外でした。
一年生の間は制服靴下、名札をしっかりつけていないといけません。
学年が上がるほど自由になります。

タイの大学にはLadyBoyが多いですが、彼らも一年生の間は男の子の制服を着ていますが、高学年の人はスカートを履いたりしています。
この謎の儀式たちはチェンマイ大学の大イベントドイ・ステープ登りまで続くそうです。

このイベントは、チェンマイ大学の全学部の一年生がドイステープ寺院まで歩いて登るというものです。
めっちゃくちゃしんどいです。
私はこのイベントに参加しましたが、人生で最初で最後の長距離山登りでしたもうしませんね。

工学部はこの特殊な新入生歓迎が最も過酷らしく、ドイステープ登りは走るようで、
このために学生たちは体力づくりのために走らされていました。

ある日キャンパスバスを待っていても、来ないことがあって、なんでだろ〜と思っていると、
大学生の集団が走ってきて、何かと思えば、あまりにも大人数すぎて道が封鎖されて渋滞が起きていたようです。
おもしろいですよね。

けっこう過酷な新入生いびりなので、親御さんの方から苦情も入るようになってきているようで徐々に緩くなってきてはいるようです。
しかし心配はご無用です。
留学生は基本自由です。山登り自体も、参加自由です。
インターナショナルで正規入学している友達も、インターナショナルは緩いからいびりは少ないし、校則も緩いとのことです。


そのドイステープ登りについては、次回の投稿で書きます。
長くなったので、これで締めます。


写真は私が避難訓練だと思って取った写真です。
タイの大学の謎の儀式〜まるで避難訓練!?びっくりチェンマイ大学〜



犬は通常運転でした。
タイの大学の謎の儀式〜まるで避難訓練!?びっくりチェンマイ大学〜




それでは。



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