バンコクを歩いていてつらいこと~タイが貧富の格差世界三位に~
最近引っ越しをしまして、あったかいお湯の出るところへ引越しをしました。
以前住んでいたところはすごく安くてよかったのですが、水シャワーとトイレが桶で流すタイプでしんどかったので引っ越しました。
今いるところは、今まで住んだことがある場所の中で一番快適と言っても過言ではないほどに快適です。
プライバシーのこともあるので、日本に帰ったら、詳しく書きます。
引越しをして、前よりも治安が良いところに住み始めたので、夜に一人で出歩けるようになりました。
ご飯を食べに少し歩いたり、買い物をしに行ったりしています。
バンコクを歩いていて思うことは、物乞いをしている人が多いことです。
人通りが多いBTS・MRTの周辺では朝は入り口で楽器を弾いたり歌を歌っている人がいますし、
夕方は学校帰りの子どもが、学費のためにと床に座り込んでいますし、
夜は子供を抱いて座り込んでいる女性や手足がない人が物乞いをよくしています。
毎日彼らの前を通り過ぎるのは正直つらいなと感じていました。
先日、買い物帰りに歩いていた時に、ひざから下と手の指が全てなくて、顔が溶けているおじいさんに会ってびっくりしました。
タイの社会福祉が十分でないために乞食は存在しているのだと思っていましたが、
ここまでハンディキャップを持つ人が多いのはなんでだろうと思って調べてみたところ、なんだか闇が深かったです。
ネットの情報なので定かではありませんが、ネットにはマフィアがもともと貧しくホームレスの人を誘拐して、
体の一部を切断したり、薬品を顔にかけるなどして自由を奪い物乞いをさせてお金を集めさせていると書かれていました。
本当かどうかわからないですが、なんだか納得できてしまいました。
故意的に切断されたのではないかと私が思った人もいたので
大学でタイ語で授業を受けていた友人の話では、教授曰く、物乞いしているお母さんが抱っこしている子どもは薬を飲まされて寝ていて本当の子供ではなく、移民の子どもを預かって利用しているのだそうです。。
昨日のバンコクポストの記事で、タイが世界で貧富の格差がロシアとインドの次に世界で三番目に大きい国になったという記事がありました。
街で多くの乞食がいる中で、高級車が渋滞をなしているので納得です。
タイにはタンブンの文化があるから、乞食が多いと聞いたことがありますが、
チェンマイではタイ人が多かったですが、バンコクでお金を渡しているのは外国人ですね。
チェンマイにもナイトマーケットで歌を歌っている子や楽器を弾いている人もいますが、
数も少ないですし、故意的に体の一部を切断されている人も見かけなかったです。
ただ毎日歩いていて感じたことを書いてみました。存在を認識して実態が分かったところで、私が現状をどうにかすることはできません。
中学生の時に友達と映画館に見に行った「Slumdog Millionaire」を観た後を思い出しました。インドを舞台にした映画でしたが、ゆとられ中学生には衝撃的過ぎた映画でした。
今もう一度見返すと、目線が違ってくるのでまた近々観たいです。
最後に昨日のバンコクポストの記事「Thailand 'third most unequal'」のリンクを張っておきます。
映画については気になる人は見てみてください。
私と同世代の人はまだ見ていない可能性が高いのではないかなと思います。
YouTubeの予告編でも見てみてください。
なんだか今日は暗い内容の記事になったので、
この前食べておいしかったビンスーの写真を載せておきます。

すごくおいしかったです!
ビンスーは韓国風かき氷の名前ですが、タイではすごく流行っています。
日本でも、結構前からありますが、流行はしていないですかね。
日本帰って食べれなくなると思うと少し悲しいです。
それでは!